風邪を引くと発疹が出る派。とみーです。
前回に引き続き、今回も「オフィスコムマガジン」の記事より、僕が皆さんと共有したい情報をお伝えしたいと思います!
ズバリ今回は、「木材のリラックス効果」についてのお話!
ちなみに前回は「バイオフィリア効果」についてお話しましたね。
自然が我々にもたらしてくれる”癒しの効果”は確かにある!ことをお伝えしました。
そして今回は『木材』に注目したお話です。
自然からの産物と言えば『木』。
家具や建築、インテリア雑貨など回りを見れば必ずと言っていいほど見かける、我々の生活に欠かせないものですよね。
今までは漠然と「木材はリラックスさせてくれる」というイメージがあったかと思います。
ですが、具体的にどのような効果があるのか、よくわからないという方も多いかと思います。
そこで今回は、千葉大学 環境健康フィールド科学センター 特任助教 池井晴美氏の研究により発覚した、木材のリラックス効果の有無を嗅覚 ・ 視覚 ・ 触覚といった感覚器官を介して、我々にどのような影響を及ぼしているのかについて、その検証結果をご紹介したいと思います(^^)/
①『嗅覚』 ヒノキの香りがもたらすリラックス効果
つまりこの結果より、ヒノキの香りによって脳がリラックスすることが明らかとなりました。
樹木が発散する「良い香り」成分であるフィトンチッドがNK細胞を活性化させ、木材の発する芳香性揮発物質はリラックス効果だけでなく免疫力を回復させることが期待されているようです。
②『視覚』 木目の柄の向きでリラックス効果が変わる
このように木質の素材を見ることでリラックス効果を得られることが分かりました。
また、木目の方向によってもリラックス効果に差が出ました。
縦貼りの方が効果があるのは驚きですね(^^;)
オフィスの壁に木材を採用する場合にはこういった効果を利用してみるのも良いでしょう。
③『触覚』 塗装有り無しでリラックス効果が変わる
これらの実験により、自然に近い無垢材が人間の脳をリラックスさせる効果があるということが明らかになりました。
木材の種類については、ヒノキやスギについても同様のリラックス効果があるということもわかっているようです。
結びの言葉
木材には嗅覚・視覚・聴覚を介してリラックス効果がある。
これがはっきり分かると、生活の中に木材を取り入れようとする意欲もより湧きますよね(^^)
現在、住宅やオフィスなど建築の分野でも木材を取り入れようとする動きが活発化しています。
木材を取り入れることで自然を身近に感じ、結果心身ともに癒される空間が世の中に増えていってほしいと思います!
僕もいつか大自然の中にポツンと一軒屋建てて暮らしたい!
以上参考になればうれしいです!
今回も覗いていただきありがとうございましたー(^^)/
とみー
【参考サイト】
・バイオフィリア効果を活かして働きがいのあるオフィスを作る!バイオフィリックデザインとは?/オフィスコムマガジン
・木材セラピー:嗅覚・触覚・視覚を介した生理的リラックス効果/千葉大学 環境健康フィールド科学センター
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