【ホタルの豆知識3選】何のために光る?その生態は実におもしろい

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ホタルの光生き物
とみー
とみー

こんにちはーとみーです!

さて今回は「ホタル」についてです。

初夏の風物詩ともいえるホタル、癒されますよね~。

そんなホタルも今この時期が見頃。

僕も今月中奥さんと見に行く予定です。

今回皆さんがホタル観賞をより楽しんでいただけるようにちょっとした豆知識を3つご紹介したいと思います。

ではよろしくお願いいたします(^^)/

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【ホタルの豆知識①】成虫の寿命は1~2週間しかない

ゲンジボタル

ホタルはキラキラしていて一見きらびやかな人生だと思う方もいるかと思います。

ですが実際のところキラキラしているのは1~2週間ほどで、地味な生活の方が長いんです!

ホタルの一生ついてはザックリ以下の通りです。

【ホタルの一生】

  1. 5月〜6月頃、オスとメスのホタル(成虫)が交尾をして、メスがコケの中に黄色い卵を500個程産みます※このころが見頃!
  2. 産卵から1ヶ月後、卵は孵化し、幼虫はすぐに水の中へ移動します。カワニナという巻貝を食べながら、川底の石の下など暗い場所で遠い春を待つのです。
  3. 翌年の4月~5月頃、幼虫は水の中から陸にあがり、今度は土の中へと生活拠点を移します
  4. 1ヶ月後、幼虫はさなぎに変化。10日もすると、羽化して土の中から出てきます。
  5. 成虫となったホタルたちは、ようやく飛び立つことができます。幻想的な光を放ちながら、早くもパートナーを探すのです。

つまり、ホタルは羽化してからすぐに水中へ潜り、幼虫になったら今度は土の中へ潜るということで、一生のほとんどは水と土の中で暮らしているんです。

そして成虫になったら落ち着く間もなくパートナー探し。
(なんとハードな生涯)

【ホタルの豆知識②】ホタルが光るのは結婚相手を見つけるため

二匹のホタル

生き物はみな子孫を残そうとします。ホタルもまた同じです。

ホタルは夜行性で天敵の少ない夜に発光して結婚相手を見つけます。

オスの方がよく光るようですが、基本的にはお互いに光り、気づいた者同士がペアとなるようです。

【ホタルの豆知識③】ゲンジボタルは西日本と東日本とで光る間隔が違う

田舎とホタル

佐賀大学総合分析実験センター 永野幸生准教授らの研究で明らかになったのですが、

ゲンジボタルは東日本のタイプと西日本のタイプがはっきり区別できる」

ということが分かったそうです。

と言いますのは、ホタルは世界で約2800種類、日本でも約50種類が生息しています。

このうち日本各地に生息するゲンジボタルは、光を放つ間隔が地域によって異なることが知られていました。

佐賀大学などの研究グループは、ゲンジボタルの遺伝情報を解析しました。

その結果、東日本のホタルが4秒周期、西日本のホタルが2秒周期で光る理由が、遺伝子の違いだったことを世界で初めて確認したということです。

将来的に、西日本と東日本とで名前が変わるかもしれないとも言われているようです。

とみー
とみー

このお話は専門学校で聞いたのですが、なかなかびっくり!

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結びの言葉

新潟で撮影した蛍
撮影日:2019年6月20日 専門学校時代に新潟県にて撮影した蛍

いかがでしたでしょうか。

ホタルもセミのように一生で光り輝けるのはほんのわずかな期間。

そんな彼らの最期の輝き、皆さん見てやりましょうよ!

とわ言うもののやはりこのご時世ですので、密な時間帯などは避けて、

マナーを守って鑑賞するようにしましょうね(^^♪

以上参考になればうれしいです!

本日もありがとうございましたー(^^)/

とみー

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