【下刈りで学んだ】「完璧主義者」が80点を心がけるためのマインドセット

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ひらめきとみーの林業日記
とみー
とみー

どうもとみーです!

今回は「完璧主義者が80点を心がけるためのマインドセット」についてお話します。

早速なのですが、僕はかなりの完璧主義者です!笑

完璧主義者とは以下の通り。

完璧主義とは
心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。

Wikipediaより引用

僕は完全にこれなのです!笑

何かをするにも細かいところが気になり、完成をするまでに時間がかかるタイプなんです。

この性格のせいなのか、最近困ったことがありました。

スギの苗木と雑草
杉の苗木と雑草

それは下刈り作業でのこと。

下刈りとは、苗木の周りに生える雑草を刈払い機で刈り取り、風通しを良くして苗木の生育を促すことを目的とした作業です。

この作業中、班長から以下のことを指摘されました。

「生育に支障がない雑草は無理に刈り取らなくていい。1本や2本の雑草残っても構わない。」

要は、
「苗木の周りの雑草をすべて刈り取った状態を100点とすると、今回の要求は80点でいい。」

これが僕にとってはなかなか困ったことだったのです(笑)

なぜなら完璧主義者の僕は
「苗木以外の周りの雑草を100%刈り取った状態」を常に目指してしまうからです(そういう性格なんです・・・)。

ちなみに班長がこのように要求する理由は以下の通りです。

  • 誤伐(誤って苗木を切ってしまうこと)してしまう可能性が高まるため
  • 時間がかかりすぎてしまうため

そして僕は、ことごとくやってしまいました。

誤伐はするし、時間はかかるし、神経を使っている分疲れるし、散々でした・・・

分かってはいるけど、やりずぎちゃう・・・

全部刈り取りたい・・・残った1本が気になる・・・100点を目指したい・・・!!!

とみー
とみー

僕は頑固な部分もあるので、より一層苦しんだのかも・・・

そして最近、苦しんだ末、ようやく自分の中での80点を心がけるための考え方を確立することができたんです!

その結果、僕の体感ですが、

  • 誤伐が減った
  • 作業時間が早くなった
  • 心身ともに楽に仕事ができるようになった

という具合に多くの改善が見られたんです。

そんなわけで今回は、僕が考えた「完璧主義から抜け出すマインドセット」をご紹介したいと思います。

参考になれば幸いです。

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考え方① 目的を再確認しよう(リスクを取ってまですることか?)

考える人

まず僕は「求められていること」を再度確認することから始めました。

  • この作業はここまですれば目的が達成される
  • ここまでやれば十分
  • 施主さん(顧客)の依頼はここまで

ということを自分に言い聞かせては作業に取り組んでいました。

確かに見栄えが良なるに越したことはないですし、+αのサービスを施主さんに提供できれば尚の事良しだと思います。

ですが、それと同時に絶対に失ってはいけないものに対するリスクを高めていることがあるとすれば、そこまで踏み込むべきではないと思います。

考え方② 全体の作業効率を考えよう(全体のスピード感落ちてない?)

チームプロジェクト

手間をかけることは時に大切なことです。

「丹精込めて」してくれたことに対して、相手は嬉しく思うでしょう。

ですが、必要以上に時間をかけることで全体の作業効率が落ちてしまうこともあります。

期日が決まっており、複数人で行うといった自分だけの仕事ではないというような状況下では、より一層全体のことを考えて作業する必要があります。

自分のこだわりで、全体のスピード感が損なわれていないか。

一度立ち止まって僕は考えました。

考え方③ 自分の身体を労わる心を持とう(身体は資本!疲れるのは自分だぞ?)

筋肉

林業は身体が資本。というよりどんな仕事もそうですよね(^^;)

ここ最近暑さも厳しく、ただでさえ肉体労働ですので、自分自身の身体にいかにして負担をかけないようにするかを常に考えてやっています。

その観点からも必要以上のことをしないということは自分の身体には重要だと思いました。

自分の身体を労わることが長続きの秘訣だということは班長からもよく言われます。

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まとめ

刈払い現場1

いかがでしたでしょうか?

おさらいで、完璧主義者が80点を心がけるためのマインドセットは3つ。

マインドセット
  1. 目的を再確認しよう(リスクを取ってまですることか?)
  2. 全体の作業効率を考えよう(全体のスピード感落ちてない?)
  3. 自分の身体を労わる心を持とう(身体は資本。疲れるのは自分だぞ?)

僕は林業の下刈り作業という場面でこの問題にぶち当たりましたが、どんな仕事でもこのような場面はあるかと思います。

もちろん完璧でなくてはいけないことはたくさんあります。

完璧は信頼を生むとも思います。

ですが、手間をかけなくてもいい所を見極めることも大事なんだと思います。

そのことで相手に対して他の部分でより丁寧にしてあげたり、自分自身の心身も健全の状態をキープして仕事に挑み続けることもできます。

なんだか今回、かなり勉強になる体験をした気がします(笑)

人生は日々勉強なんだなと、しみじみ思いました。

同じような悩みを抱えていらっしゃる方、80点目指しましょう!

以上参考になればうれしいです。

どうもありがとうございましたー(^^)/

とみー

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