とみー
最近朝寒くて起きられなくなった。とみーです!
ここ最近はヒノキの枝打ち作業をひたすらしております。
作業中に、ふと班長が教えてくれた「カラマツの打たれ弱さ」について今回はお話しします。
現場の近くにカラマツの林がありました。
そのカラマツの高さはどれも20メートル越えのものばかり。
その中に一本、枯れたカラマツが混ざっていました。
他のカラマツは元気に伸びているのになぜか一本のみ枯れている。
班長がその理由を教えてくれました。
結論から言うと「周りの木の枝が風などで揺れて、それがカラマツの肌(樹皮)を傷つけたから」だそうです。
実はカラマツは外的刺激に弱く、周りの木々の枝が当たるだけで樹皮が傷つき、弱って枯れてしまうようです。
今回のそのカラマツは、周りの仲間たちの影響を受けてしまったのではないかとのこと。
まさか仲間にやられるとは、世知辛い。
またカラマツの足元に生えていたミズクサ(ミズキ)なども少なからず刺激を与えていたのではないかとおっしゃっていました。
正直、マツの枯れる要因はマツノザイセンチュウ、マツノマダラカミキリなどの病原菌しか思い当たりませんでした。
しかし今回は周りの木々たちの影響ということを知り、新たな発見と共に新鮮な気持ちでした。
我々人間も、込み合った場所はあまり好みませんし、お互いが干渉しあわない程よい距離感を保つことが必要ですね。
最近自然界で見たこと感じたことを、人間界に置き換えるのが趣味。(笑)
現場からは以上です!
とみー
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