髪が伸びた!とみーです。
今回は「チェーンソーの木を切る仕組み」についてのお話!
最近(というかいつもですが)チェーンソーの目立てに苦戦している僕です。
いろいろな問題点があり、もうてんやわんや(-_-;)
考えて、先輩に聞いて、調べて、
そうこうしているうちにあることが分かったんです。
チェーンソーはノコギリ、ノミ、カナヅチの組み合わせ!
ほえ?!( ゚Д゚)
最初はピンとこなかったのですが、調べるとこれ超重要なことだったんですね!
何が重要かって、目立てにかなり関わってくる話なんです。
知っておくべきことだと思いましたので、共有させていただきます!(^^)/
「上刃」と「横刃」 この2つの刃でチェーンソーは木を切る
まず押さえておくことは、チェーンソーの刃には「上刃」と「横刃」があるということです!
図はチェーンソーの刃を拡大したもので、赤い部分が上刃、青い部分が横刃。
チェーンソーはこの2つの刃を使って木を切っているのです。
これを踏まえたうえで、次にどのような仕組みで木を切っているのかを説明します!
チェーンソーの”木を切る仕組み”
チェーンソーで木を切ると、①のように綺麗な四角い溝を掘りながら切り込んでいきます。
これを日常大工に置き換えてみると、敷居の溝がいい例です。
この敷居の溝を作るためには、大工道具のノコギリ、ノミ、カナヅチが必要になってきます。
溝を掘る手順は以下の通り。
- ノコギリで③のように敷居の幅を決めて、真っ直ぐに切り込みを入れる
- ノミで深さを決める
- カナヅチでノミの頭を叩き、ノコギリで作った切り込みに沿いながら掘り進める
ずばり、チェーンソーはこれと同様な仕組みで木を切っているのです!!!
上刃は「ノミ」の役目、横刃は「ノコギリ」の役目、そしてノミの頭を叩く「カナヅチ」を叩く動力の役目をエンジンが行っています。
横刃が上刃よりも先に木に当たることが重要!
ここで重要なことは「ノコギリがノミよりも必ず先でなければならない」ということ!
もしもノコギリで切れ目を入れないでノミを使えば、④のように
- 切り口が汚くなる
- ノミが安定せず上に跳ねたり、深く刺さりすぎたりして安定しない
などの問題が発生します。
これはチェーンソーでも同じことが言えます。
安定して木を切るためには、ソーチェーンの横刃が上刃よりも先に木に当たることが絶対に必要なのです。
このことはチェーンソーの「目立て」にかなり通ずる話なのですが、それは追ってお話ししたいと思います!僕もかなり苦労います(-_-;)
まとめ
今回は以下の点についてお話しました!
チェーンソーがなぜ木を切ることができるのか。
その仕組みを理解することは、目立てをする上で非常に重要だと思います。
なぜなら自分の問題点がより明確になり、目立ての意識がかなり変わってくるからです。
僕は今、目立てである問題にぶち当たっています(そのは話はまた別の機会に)。
この仕組みを理解することで、問題もより理解することができました。
あとは問題点を解決する技術を身に着けるだけなのですが、それがなかなかできない!(-_-;)
こればっかりは数をこなさないと・・・
頑張りますよ僕はあああ!!!( ゚Д゚)ゴォルァ
以上、参考になれば嬉しいです!
今回も覗いていただきありがとうございましたー(^^)/
とみー
【参考文献】
・よく切れるソーチェーンを目指して— 永戸式目立て—|秋田県林業研究研修センター
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