【林業と花粉症】現場は”花粉のミストシャワー状態”です。

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スギ花粉とみーの林業日記
とみー
とみー

ザスパクサツ群馬!2023年シーズンホーム戦初勝利!とみーです。

今回は林業と花粉症についてのお話。

今年の花粉は意気がいいみたいですね!( ゚Д゚)

日本気象協会によると「関東甲信は非常に多く飛ぶ」みたいです。
(ほんとかんべん)

詳しくこちら>>日本気象協会 2023年 春の花粉飛散予報(第4報)

そんな花粉シーズンが無事今年も来たわけですが、同時に林業界も戦いのシーズン幕開けというわけです。

今僕がしている仕事はスギの間伐です。

現場はまさに「花粉のミストシャワー状態」です。
(空気が黄色いんです)

そんな僕らの戦いの現場を今回はあえてご紹介したいと思います。

林業は夏の下刈りが過酷とよく言われますが、この春先の花粉もなかなか辛いものがあることを知ってほしいなと思いましたので(^^;)

※花粉症の方は不快な内容になってしまうかと思います!ご承知おきくださいm(__)m

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”花粉ミストシャワー”の林業現場

ではここから林業の現場における花粉の状況をお届けします。

森と花粉
スギ林の花粉

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、写真のスギ林の奥の空気が黄色くなっています。

これがまさにミストシャワーと化した花粉なのです。

基本的にこの状況の中を歩き回りますので、常に花粉を浴びている状態です。

靴についた花粉
靴についた花粉

ちょっと歩くともう足元は花粉まみれに。

こんなにも黄色くなってしまうとは。

地面には思っている以上に花粉が堆積しているようです。

スギの葉を踏んでみた

見ての通り、伐倒したスギの葉を少し踏むだけでこれだけの花粉が舞い上がります。

伐倒したスギが地面に倒れる瞬間を是非とも撮ってお見せしたかった。

本当に走って逃げたくなりますよ!
(いつも以上に退避します笑)

車のガラスについた花粉

午前中の作業が終わり、お昼を食べに車に戻るともうこんなにも花粉が付いています。

こんなにも付くのかよと花粉の量にも驚いたのですが、この手形誰が付けたのか、そっちが気になりました。

車のボディも花粉がびっしり

車のボディーの色であまり目立たなかったのですが、あんまり黄色くないなと思っても、よく見るとこんなにも花粉が堆積しておりました。

黄色のハスラーもかっこいいですけどね!

のんきなことは言えるうちに言っておきます。

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僕がやっている”花粉症対策”

正直言いますと、こんな状況の中では対策も何もないかもしれない!!!

ですが、少しでも抗えるものならと思い、僕が日頃取り組んでいる花粉症対策なるものをご紹介します。

意味を成しているのかは、分かりません!!!

花粉を「付けない、持ち込まない」

レインコート

花粉対策の鉄則は「吸わない、付けない、持ち込まない」と言われています。

が、これもはっきりと申し上げますと、林業やってて花粉吸わないなんてほぼ不可能!吸います!
(仕事中ずっとマスクするのはとてもじゃないけど厳しい)

なので僕としては、「付けない、持ち込まない」ということにかなり気を付けています。

そこで以下のことを意識しています。

花粉を「付けない、持ち込まない」ためにしていること
  • 時間があったら手で全身を払う
  • ツルツルした素材の服(ヤッケ、カッパなど)を着る
  • 作業終了、必ず着替える

休憩時間やお昼の時間、帰り際など時間があればとにかく服についた花粉を手で払います。

またその日の陽気にもよりますが、花粉の付きにくいツルツルした素材の服(ヤッケやカッパなど)を着て作業をするようにしていますね。

そして必ず帰りの際には着替えています

服を見ると基本黄色くなっているのが分かるくらい花粉がびっしりついています。
(上記の車の写真のように)

とにかく家庭にトラブルの元を持ち込まない!これを心がけています!
(妻に強く意識付けされておりますゆえ)

手洗い・うがい・洗顔

洗顔

手洗い・うがいはウイルス対策でよくされると思いますが、洗顔することで目の周りの花粉を落とすことも心がけています!

またアイボンも愛用しています

ただでさえ木くずやゴミが目に入ったするので、これも普段からの流れでやっています。

症状が出て辛かったら早めに治療を受けましょう!

医者

ここまで僕が行っている日頃の花粉症対策をつらつらと述べさせていただきましたが、どうしても症状が辛いという方が迷わず医療機関を受診しましょう!

花粉症の薬の種類はたくさんあります。

最近は薬局でも販売されるようになり、服用しやすくなりましたよね。

ですが、市販の薬で何とかしようとしても限界があります。

その場しのぎになってしまいなかなか症状が改善されないこともあるようです。

そのような場合はお近くの耳鼻咽喉科を受診して、医師と薬の相談をした方が良いと思います!

耳鼻科で一番会員数の多い学会である「日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会」でも、新型コロナウイルスが流行しているシーズンは症状が出る前から花粉症の治療を始めることが推奨されています。

詳しくはこちら>>新型コロナウイルス感染症流行中の花粉症対策について|日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会

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結びの言葉

伐倒したスギ
伐倒したスギ

今回の投稿は花粉症の方には不快な内容となってしまったかと思います。

申し訳ございませんm(__)m

ですが、林業の世界の厳しい面も知っていただきたいと思い、今回このようなリアルをお届けさせていただきました。

僕自身は花粉症ではないのですが、今後この林業という仕事をしていればいつかは花粉に負けてしまう日が来るかもしれません。

少しでも抗えるのなら、今後もできる対策を続けていきたいなと思います。

また現在、花粉を発しないスギの開発も進んでいます。

ひょっとしたら将来、この状況が改善される可能性もあるかもしれないです。

僕が生きているうちにはちょっと厳しそうですが(^^;)

でもこんな労働環境でも続けたいって思うほど、林業好きなんだよなあ~( *´艸`)

以上、参考なれば嬉しいです!

今回も覗いていただきありがとうございましたー(^^)/

とみー

【参考サイト】

日本気象協会 2023年 春の花粉飛散予報(第4報)

新型コロナウイルス感染症流行中の花粉症対策について|日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会

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