最近目覚し時計なしで指定時刻に起きられるようになった。とみーです!
さて今回は久しぶりに林業日記とさせていただきます。
ここ最近の仕事は”伐倒整備”です。
伐倒整備とは、山の木を間伐しその伐倒木をきれいに横に並べることで、景観をよくすること、また山の地表に光が差し込むよう促すことを目的とした業務です。
地表に光が差し込むことで草が生え、結果として山崩れが起こりづらくなるというわけです。
冬も本番となり、強風と雪のダブルパンチが顔面の露出部分の感覚を奪ってくる中、ひたすら木を切り倒しています。
一日の作業が終わり下山する途中、ふと先輩があるものを指さしました。
それは今やっている現場と隣の場所にあった『高く切られた切り株』。
普通(一般的には)伐倒する際は地面からより近い位置、つまりは低い位置で切ります。
ですが、そこの現場に残された切株は腰の高さくらい(1m以上)はあるものばかり。
なんでだろう・・・分からぬ・・・
先輩が答えを教えてくれました。
「雪が積もってたんだよ」
思わず声を上げるくらい、すっきりしました。
今僕が間伐している現場は例年かなり雪が降る場所で有名らしいのです。
つまりその高い切り株を切った当初は、1m以上の積雪があったということ。
ですが今年は全然降らず、たいして積もっていません。
正直、自分としては現段階で「こんなに降るのかーうえー」と思ってしまっていましたが、まだまだ恵まれている方でした(^^;
今以上の悪条件で歴代の先輩方は仕事をしていたのかと思うと、今後弱音は吐けないなと思いました。
これからそんな状況が来ると思うと正直辛いですが(笑)
先輩方がしてきたことを引き継ぎ、山を健全な状態に維持する。
僕らのしている仕事は本当に尊く、誇らしくも思えました。
今回の林業日記は以上です。
今回も覗いていただきありがとうございましたー(^^)/
とみー
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