【AdBlue(アドブルー)とは?】『尿素』を使ってディーゼルエンジン車の排気ガスを無害に

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自然・環境

こんにちはーとみーです(^^)/

最近僕は出張で埼玉県所沢市に来ております。

会社のアパートも浦和ということで、埼玉県内での生活。

新型コロナウィルスの感染拡大が激化しておりますが、

僕みたいに仕事でやむを得ず、県外へ出ざるを得ない状況の方々はたくさんいるかと思います。

僕自身もしっかりと感染対策をしていきたいと思います。

正直木を切る最中にマスクを着用しながらとなると、辛い(笑)

さて今回のお話ですが、『AdBlue(アドブルー)』というものについてです。

皆さん知っていますか?(^^

僕は仕事ではトヨタ車のハイエースに乗っているのですが、

ずばり、ディーゼルエンジン(軽油燃料車)の車や重機に関係するものです!

僕も今の会社に入って知りました(^^;)

環境問題にかなり敏感な現代にはなくてはならないものなので、

是非とも皆さんにも知っておいてほしいものだと思い、今回投稿させていただきます!

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AdBlue(アドブルー)とは?

まずAdBlue(アドブルー)とは、

排出ガスをキレイにするために必要不可欠な『高品位尿素水』で常温で保存できる、無色・無臭の液体です。

一部のディーゼルエンジン車に搭載されている『尿素SCRシステム』で使用します。

『尿素SCRシステム』は有害な排出ガスを浄化するシステムのことです。

窒素酸化物(NOx)という地球温暖化の原因である温室効果ガスの一種とと化学反応を起こして、水と窒素に分解して無害化します。

ディーゼルエンジン車の排気ガスをきれいにするために必要な液体(尿素水)なんです。

決して汚くないので勘違いされないように!!!( ゚Д゚)

いつから話題になった?

もともと尿素SCRシステムは、火力発電所などの排気ガス処理に利用されていたもので、自動車への実用化例はなかったようです。

そこに日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)が自動車用の尿素SCRシステム「FLENDS」(フレンズ、Final Low Emission New Diesel Sytem)を開発し、2004年に世界初の実用化に成功したようです。

翌2005年には、自動車技術会技術開発賞を受賞しているんです!大発明!!

これを受けて日本国内の大型車両メーカーもこの尿素SCRシステムを導入し始めたわけです。

どれくらいを目安に補充するの?

車種や走行状況によって異なりますが、大体1,000キロメートル走ると約1リットル減るといわれています。

ちなみにですが、ハイエース4型後期から搭載された2800ディーゼルエンジン1GD-FTVでいいますと、アドブルー容量タンクはMAX7.4リットル入るとのこと。

つまりは単純計算で7,400キロメートル走ると残量が無くなるということですね。

走行可能距離が2,000キロ以下になった際に警告灯がつくようになっているようです。

購入できる場所と金額

こちらは調べたところ結構いろいろな場所で購入できるようでして、価格帯もざっくりとですが差があるようです(^^;)

  • ガソリンスタンド・・・100~300円/L
  • カー用品店 ・・・・・約400円/L
  • カーディーラー・・・・約300円/L
  • ネット販売・・・・・・150円~

※状況により価格変動あり

現在アドブルーが不足している?!

現在、アドブルーは品薄状態となっています。

原因は原料の『尿素』が不足していることによるらしいのです。

原料である『尿素』は多くが中国からの輸入

現在中国の方から輸入に規制がかかっている状況で、日本の経済産業省は国内生産業者に対し、生産の最大限の増産を要請しているようです。

また中国以外の国からの輸入も拡充している状況とのこと。

先日、出張先の埼玉県所沢市のとあるガソリンスタンドにも聞いたところ、やはり現状入荷は未定と言っていました。

なんとか早く回復してほしい(^^;)

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結びの言葉

近年、環境問題が重要視されていますよね。

僕の携わっている林業も環境問題にかなり関係のある業種だと思っておりますが、

今回のアドブルーの存在を知って、改めていろんな角度から環境問題への切り口があるんだなと思いました。

林業にとって重機は必要不可欠です。

使用しているものが環境配慮されているものなのかという視点を、日常生活でも持つべきかなと思いました。

皆さんも身の回りにもたくさんあるはずです。

以上、ありがとうございました(^^)/

尿素生産業者さん!頑張ってください!!!

とみー

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