寒くなると髪伸ばしがち!とみーです!
さて今回は、樹木のいろんな”№1”をご紹介していきたいと思います。
世界にはすでに知られているもので、およそ6万4100種の樹木が存在していると言われています。
その他にも、まだ人類に知られていない未発見の樹種が9,200種もあるとも言われています。
(ちなみに日本に存在する樹木は約1,200種)
今回、この数多く存在する木の中からいろんな部門の№1をまとめてみました。
すでに知っているものもあるかと思いますが、最後までお付き合いいただけると幸いです(^^♪
”世界一〇〇な木”シリーズ
今回ご紹介する”世界一〇〇な木”シリーズの部門は以下の通りです。
では、結果発表ーーーーー!
(ダウンタウン浜田さん風に)
世界一”高い”木 「ハイペリオン」
世界で一番高い木は「ハイペリオン」。
アメリカのカリフォルニア州に広がる世界遺産『レッドウッド国立公園』で2006年に発見されました。
ハイペリオンは愛称で、古代ギリシャ神話に登場する太陽神「ヒュペリーオーン」が由来となっています。
木の樹種はセコイアで、ヒノキ科セコイア属に属する大型の針葉樹です。
気になるその高さですが、樹高115.61メートル、直径は4.84メートル。
(大谷翔平選手のホームラン飛距離くらい。例えこれでいいのか?w)
世界一”太い”木 「トゥーレの木」
世界で一番太い木は「トゥーレの木」。
メキシコ、オアハカ州トゥーレ村にあり、 樹種はヒノキ科ヌマスギ属のメキシコラクウショウ。
メキシコラクウショウはメキシコ先住民の言語ナワトル語で水の老人を意味する「アウェウェテ(Ahuehuete)」と呼ばれる。
このトゥーレの木は幹周が36.2メートルで、平均直径は11.62メートル。
(30人が腕を広げて手を繋がないと幹を取り囲めないほどらしいです)
世界一”大きい(体積)”木 「シャーマン将軍の木」
世界で一番大きい木は「シャーマン将軍の木」。
アメリカのカリフォルニア州にあるセコイア国立公園内に存在し、樹齢2,200年を超えるセコイアです。
高さは83.8メートルとハイペリオンには及びませんが、その体積は約1,486立方メートル。
文句なしの世界一”大きい木”。
(林業目線からすると”大きい”を”材積”で表現するのは納得)
世界一”小さい”木 「ドワーフウィロー」
世界一小さな木は「ドワーフウィロー」。
北大西洋周辺の高山および北極環境に広く分布しており、ヤナギ科の木本植物となります。
通常、成長するのはわずか1 ~ 6 センチメートル。
これだけ小さいので、学者の間でも木本として位置付けて良いのかという声も上がっているのだとか。
にしても小さいですね!
世界一”硬い”木 「リグナムバイタ」
世界一硬い木は「リグナムバイタ」
リグナムバイタはハマビシ科ユソウボク属の樹木で、中米から南米北部が産地となります。
木質は極めて重硬で、材面は緻密で均質。
加工は困難で金属加工機が使われるほどです。
古くは、船舶のスクリューシャフトの軸受けやウッドベアリング材として使われていました。
現在は印鑑、数珠、ステッキなどに使われているようです。
世界一”柔らかい”木 「バルサ」
世界一柔らかい木は「バルサ」。
アオイ目パンヤ科の広葉樹で、南米の熱帯地域からメキシコ南部が原産となります。
世界の木材の中で、最も軽くて柔らかい木です。
切削や加工性は極めて容易で、カッターナイフでも切れてしまうくらい。
(すごくやってみたい)
乾燥もかなり早い木材となります。
用途は模型飛行機、救命具、ブイ、ルアー、浮き、遮音材、コルクの代用など。
世界一”長寿”の木 「メトセラ」
世界一長生きな木は「メトセラ」。
樹齢4853年とされるアメリカのカリフォルニア州にある「メトセラ」と名付けられた、ブリスルコーンパイン(イガゴヨウマツ)です。
ですが今年、学術誌「サイエンス」に掲載された記事にて、チリで世界最古の樹木が見つかったというニュースが流れました。
なんと樹齢5400年を超えるパタゴニアヒバが確認されたのだとか。
ただこの結果は確定的ではなく、調査内容に懐疑的な声もあるらしい。。。
(とりあえず今回はメトセラ大先輩を世界一ということで)
世界一”希少(少ない)”木 「スネークウッド」
世界一希少な(少ない)木は「スネークウッド」。
樹種はクワ科で、ブラジル北部の小さな国であるスリナムの熱帯雨林で発見されました。
限定された地域でしか採れない極めて希少な木と言われています。
その名の通り、蛇の皮のような木目のでる大変珍しい木材で、非常に硬くて重く水に沈んで舞うほどの密度比重(1.3前後)があり、世界で最も密度が高いのが特徴です。
スネークウッドはその硬さと木目の美しさから「木のダイヤ」「木の宝石」などと呼ばれています。
(木の宝石、見てみたい!)
”世界三大〇〇”シリーズ
ここからは「世界三大」シリーズをご紹介したいと思います!
世界三大”銘木”
世界三大銘木と呼ばれる木があります!
ずばり以下の3つ!
治時代以降にヨーロッパ家具などで使われていた「ウォールナット」、「マホガニー」、「チーク」の3つ。
銘木と呼ばれるだけあって、美しい杢や木目の風合い、樹齢による重厚感など、切り出した木材だけでも芸術品のような存在感を醸し出します。
世界三大”花木”
「世界三大花木」というものをご存じでしたでしょうか?
(僕は知りませんでした!)
「花木」とは、美しい花の咲く木のことを言います。
こちらもたくさん種類がありますが、中でも世界で最も美しい言われているのが以下の3つです。
ちなみにジャカランダは、宮崎県日南市南郷町にある宮崎県総合農業試験場内の有用植物園内が日本国内唯一見ることができる場所となっています。
ご興味のある方は是非とも足を運んでみてください!(^^)/
以上、長くてすみませんでした!
世界にはユニークな木がたくさんあることを知っていただけたかと思います。
(僕も調べていて面白かったです
)
これからも新たな発見がありましたら、都度発信させていただきます!
今回は以上です!
最後まで覗いていただき、ありがとうございましたー(*´з`)
とみー
【参考サイト】
・世界には9000種以上の未知の樹木がある…そのほとんどが絶滅の危機に|Business insider japan
・世界で一番高い木・大きい木は?ちょっと不思議な巨木たち|エコトピア
・木材図鑑
・世界最長寿の樹木発見? 樹齢には謎がいっぱい|Yahooニュース
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