【雨上がりの土の匂い】あの心地よい匂いの正体は『ゲオスミン』

雨が降った道自然・環境
とみー
とみー

どうもとみーです!

最近、僕が住む群馬県でも雨の日が続いています。

雨が降るといつも感じるものがあります。

「土の匂い」です!

僕は結構この土の匂いが好きですね^^笑

どこか心地よくて落ち着くと言いますか、懐かしさを感じるとい言いますか。

結構共感していただける方が多いのではないのでしょうか?

この匂いはどこへ行っても同じ匂いがします。

特に山で雨が降った際は強く感じます。

林業マンの特権ですね(^^♪

この匂いの原因は何なのか。なぜ雨が降ったら匂うのか。

気になったので調べたところ、ある菌が発する物質が原因のようです!

今回の記事で分かること
  • 雨の匂いの正体
  • どうして人はその匂いを感じる?
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ずばり匂いの正体は『ゲオスミン』

ゲオスミン
ゲオスミン 出典:Wikipedia

まず結論から言いますと、この土の匂いの正体は、

「ゲオスミン」という有機化合物です。

ゲオスミンは土の中にいる真正細菌の一種である『ストレプトマイセス属』というグループの細菌が死んだときに放出するものだと言われています。

また、大気中のオゾンも匂いも混ざっているようです。

なぜ雨の日に匂うのか

ドロップ

ではなぜ雨の日に匂うのか。

雨粒が落下すると、非常に細かな空気を含んだ泡が跳ね返ります。

この泡に先ほどお話ししたゲオスミンが含まれて、風に乗って人間の鼻へ運ばれ、においを感じ取っていると考えられています。

非常に細かな空気を含んだ泡の跳ね返りが起こるのは、弱い雨のときです。

なので小雨の時ほどよく匂うということですね。

人間はこの匂いにかなり敏感

雨と女性

人間のゲオスミンに対する嗅覚は、サメが血液を感知する嗅覚よりも鋭いのだとか。

とみー
とみー

なんちゅうたとえ

ですがなかなか敏感であるようです。

またスウェーデンの研究者によって、ゲオスミンが人間以外の動物にとっても好ましい香りであることがわかっています。

土の中に住むトビムシの仲間は、ゲオスミンの香りが好きで、ゲオスミンを出す細菌も大好物の食べ物なんです。

これは最近の生存戦略に関係があります。

あえて自分自身を食べさせるための匂いを発し、フンとして広域に子孫を残すのです。

なんとも賢いストレプトマイセス属。

とみー
とみー

僕らは食べないように気をつけましょうね!

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結びの言葉

この匂いは小さいころから記憶にあります。

小学生の頃通学路や家にいるときに雨が降っていてふと窓を開けたとき

新潟のおじいちゃん家に行ったとき

そして今

場面はたくさんで上げきれません。

でも確かなのはいつも心地よい気持ちになっていたということです。

これからどれだけ年を取ってもこの匂いを感じ続けて、過去の懐かしさに浸るんでしょうね。

皆さんも雨の日は是非とも心地良さを感じて、癒されて下さい。

雨の日は嫌なことだけではありませんよ^ ^

以上、参考になればうれしいです。

ありがとうございましたー(^^)/

とみー

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