【森林情報士とは】仕事内容と資格取得方法について

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GIS仕事・資格
とみー
とみー

こんにちはーとみーです!

さて今回は林業資格シリーズ、

『森林情報士』

という資格についてです。

正直僕はこの資格の存在を知りませんでした!

とみー
とみー

林業技士の資格について調べていたら偶然出てきて知ったのです(^^;)

それでちょっと調べてみたのですが、この資格、今後の林業業界にとってかなり重要になってくるのでは?と思いました!

そんな『森林情報士』という資格の役割と取得方法についてお話していきます!

どうぞよろしくお願いします(^^)/

この記事で分かること
  • 森林情報士とは
  • 資格取得方法について
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森林情報士とは?

森林情報士は、一般社団法人日本森林技術協会の認定資格ということで、林業技士と同じ民間資格となります。

森林情報士の役割・業務

森林情報士は、

林業情報士の業務内容
  • 空中写真やリモートセンシングからの情報の解析技術
  • GIS技術等をもちいた森林計画
  • 治山
  • 林道事業
  • 地球温暖化問題の解析

などの事業分野に的確に対応できる専門技術者です。

現在の林業では森林施業の効率化・省力化や需要に応じた高度な木材生産を可能にするため、ドローンを使った地理空間情報やICT、ロボット等の先端技術を活用したを活用した『スマート林業化』が推進されています。

「スマート林業」については以下の記事でお話ししていますので、よろしければご確認ください!

とみー
とみー

これからは森林情報士が活躍する時代となってくるかもしれません!

部門について

また森林情報士は林業技士同様、部門が分かれております

林業情報士の部門
  • 森林航測2級
  • 森林航測1級
  • 森林リモートセンシング2級
  • 森林リモートセンシング1級
  • 森林GIS2級
  • 森林GIS1級
  • 森林情報士プロフェッショナル

といった具合です。

それぞれ2級、1級があります。

とみー
とみー

森林情報士はひとつの資格ではなく、7つの部門で構成されえている資格なんです!

取得するには

森林情報士になるには、各部門で定められてた養成研修を受講することで取得できます。

研修カリキュラムは以下の通りです。

森林情報士部門別カリキュラム ”一般社団法人日本森林技術協会“HPより引用

この養成研修は毎年1回研修は開催され、

  • 事前自己学習
  • 実技を伴うスクーリング研修(研修修了試験を含む)

を行います。

注意

定員数は年度によって異なり、部門によっては募集・開講しない場合もあります

受講前には必ずHPを確認するようにしてください。

受講条件

こちらの資格もどなたでも受験できるわけではなく、条件があります。

1級と2級でそれぞれ異なっておりますので順番に解説していきます。

2級部門の受験条件

2級部門の受験条件

【パターン①】
森林・林業に関する資格を有する者(それぞれ森林系の大学専門課程修得 1 年以上、学士、修士、博士、林業技士、技術士補、技術士をいう)。

【パターン②】
①以外については、3 年以上の森林・林業関係業務経験者。
なお、資格要件の①、②とも使用機器の基本操作ができることを要件とする(森林航測部門では、反射鏡式実体鏡の基本操作、森林 GIS 及び森林リモートセンシング部門ではパソコンのワード、エクセルについての基本操作ができることが必要)。

1級部門の受験条件

1級部門の受験条件

【パターン①】
森林・林業に関する資格を有する者(2 級定義と同じ)は、森林情報関係業務経験(当該部門に関る 2 級相当以上の技術をもとに、森林情報ソフト(例えば、リモートセンシングデータ処理解析ソフトや GIS ソフト等)や、空中写真技術等を用いての森林計画・治山・環境アセスメント等業務の応用経験)が 3 年以上。

【パターン②】
森林・林業に関する資格に満たない者にあっては、森林・林業関係業務経験及び森林情報関係業務経験(①定義と同様)がそれぞれ 5 年以上。

【パターン③】
森林情報士 2 級取得者にあっては、当該分野での森林・林業関係業務経験及び森林情報関係業務経験(いずれも 2 級取得以前の経歴を含む。)が 2 年以上。
なお、森林・林業に関する資格を有する者(2 級定義と同様)は森林情報関係業務 2 年以上の経験(2 級取得以前の経歴を含む)。

2級に関しては既定の資格を持ていれば取得できるようですが、基本的には実務経験を積んで取得するものであると思った方がいいですね

とみー
とみー

どのような業界でも経験を積み、知見を広げ、資格として実力を証明するという流れが一般的ですね。

受講費用

受講費用は各部門によって異なります。

森林情報士受講費用
森林情報士受講費用 ”一般社団法人日本森林技術協会”HPより引用

一番安い部門は『森林航測2級』で66,000円(税別)

一番高い部門は『森林リモートセンシング1級』『森林GIS1級』で100,000円(税別)

また無事に受講し、登録する際は、登録料として10,000円(税別)が必要となります。

また登録後5年で更新が必要となり、更新料は3,000円となります。

とみー
とみー

なかなか費用がかかりますので、しっかりと準備し心して挑みましょう!

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結びの言葉

林業

林業の大きなイメージは「木を切って搬出し、製材して売り物にする」というものだと思います。

各場面での技術力は重要です。

そこにICT、ロボット技術などを付加することで

安全に、効率的に、正確に、結果スピーディーに仕事ができるような態勢・計画を立てる

それが森林情報士という資格の意義であると感じました。

林業の資格には他もさまざまありますが、今回の森林情報士という資格の取得者は、今後の林業に大きく貢献する人材であると思います。

林業は日々、進化する。

僕もその進化と共に歩む人材になりたいと思います!

以上参考になればうれしいです!

どうもありがとうございましたー(^^)/

とみー

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