こんにちはーとみーです!
今回はチェーンソーの”ガイドバー”の種類と違いについてのお話し。
先日間伐作業をするにあたり、今年入職した方々にチェーンソーが支給されました。
その際、新人と先輩方のガイドバー部分を見比べると違ったんです。
何が違ったかというと、ガイドバーの先端部分。
ずばり、
”スプロケットタイプ”と”ハードノーズタイプ”
この2つの言葉は普段チェーンソーを使用している人にとっては一度は聞いたことあると思います。
チェーンソーのガイドバーの先端部分のパーツの違いにより呼び名が変わるんですね。
そこで思ったのです。
「そういえば、”スプロケットタイプ”と”ハードノーズタイプ”ってどう違うの?」
林業2年目、恥ずかしながら私とみーはよく知りませんでした(^^;)
ちょっと調べてみましたので、気になる方もよろしければ参考にしていただければ幸いです!
思い立ったらすぐ調べる!これを心がけております(^^)/
ガイドバーの種類について
まず、ガイドバーの種類について。
ガイドバーは大きく分けて4種類あります。
ではそれぞれの特徴について解説していきたいと思います!
ハードノーズ
金属の合金より削りだした1枚板の構造になっている非常にシンプルなつくりとなっています。
メリットとデメリットは以下の通り!
素材として用いられている金属の中にスチールだけでなくコバルトやタングステン、クロムのような硬度に優れた素材も使用している為、優れた硬度を有しています。
非常に強度な硬度を持っているため、ガイドバー自体の耐久性はかなり高いです。
また使用するかどうかのポイントは突っ込み切りを多用するかということかと思います。
スプロケットノーズ(ラミネート)
ラミネート(貼り合わせ)加工で先端に「スプロケット」と呼ばれるローラー(滑車)を組み込んだガイドバーです。
先端のローラーのおかげで摩耗抵抗を少なくし、エンジン動力を効率良く伝えてくれます。
そのためかなりスムーズな回転スピードを維持し、切断速度が速いのが特徴です!
ローラーの部分のグリス注入には気を使っています!
リプレイサブル(先端交換式)スプロケットノーズ
こちらもハードノーズ同様、バーの本体を合金の削りだしで作り、先端に交換式のスプロケットノーズを取り付けたガイドバーです。
こちらは僕が使用しているガイドバーです!
スプロケットノーズと容姿がほぼ一緒ですが、大きな違いは「先端が交換できる」ということですね。
何かあったときは先端部分だけの交換で済みます。
カービングバー
バーを細くし、先端を尖らせた形状のガイドバーです。
通常はハードノーズバーに分類されますが、最近では小排気量用にラミネートタイプもみられる様になってきています。
チェーンソーの使用で注意しなければならないことで「キックバック」があげられます。
先端が細くなっているため、キックバクする箇所(ガイドバー先端1/4)が小さくキックバックしにくいことは安全上かなり良いポイントですね。
ですがその分デメリットが多め(^^;)
結びの言葉
いかがでしたでしょうか。
ガイドバーもそれぞれのメリット・デメリットを考慮した上で選択する必要があることが分かりました。
林業2年目の僕が日々チェーンソーに心がけていることは、
- 焦らないこと
- 噛まれたときに無理にこじらないこと
- 日々のメンテナンスを怠らないこと
僕はスプロケットノーズを使用していますが、特に先端のローラー部分の状況は使用後常に確認しています。
特に2番目の「嚙まれたときに無理にこじらない」というのは、今回のガイドバーの痛みに直結します。
また突っ込み切り事態をあまりする機会がないのですが、いかなる場面でも慎重に、大切に刃を入れることを心がけています。
すべては道具を長く、状態良く使用するために。
これからも取り扱いには気を付けていきたいと思います!
以上参考になればうれしいです!
今回も最後まで覗いていただきありがとうございましたー(^^)/
とみー
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