【忌避剤 コニファー】成分、使用方法、注意点などまとめました

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
林業アイテム
とみー
とみー

こんにちはーとみーです!

先日、植え付けた苗木の獣害対策として忌避剤散布を行いました。

忌避剤とは

シカやウサギなどに植え付けたばかりの苗木を食べられないよう、苗木に撒く薬のことです。

今回の現場は、先月5月に植え付けた杉の苗木の現場でした。

使用した忌避剤は『コニファー水和剤』というもの。

粉末状の薬剤を水で希釈し、噴霧器で撒くという流れ。

今回はそのコニファーについてご紹介します!

この記事で分かること
  • コニファーの概要
  • 使用方法
  • 散布の注意点
スポンサーリンク

忌避剤「コニファー」

コニファーは「保土谷アグロテック株式会社」が製造した獣害対策忌避剤です。

コニファーの特徴
  • 有効成分:ジラム(PRTR-1種)(ジンクジメチルジオカーバメート)32%
  • 対象樹種:スギ・ヒノキ・マツ類・その他広葉樹
  • 使用目的:ノウサギ・ニホンジカ・カモシカなどからの獣害対策
  • 有効年限:4年
  • 使用方法:3~5倍希釈

対象の樹種に関しては幅広く使用できます。

また有効年限も4年ということでかなり長いですね。

基本的には年2回(春と秋)撒きます。

コニファカタログ
コニファーカタログ
出典:保土谷アグロテック株式会社

またコニファーのカタログは保土谷アグロテック株式会社さんのホームページよりダウンロードできます!

ご興味のある方、より詳しく知りたい方は以下のリンクからダウンロードしてみてください。

コニファーのカタログはこちら>>「保土谷アグロテック株式会社 ホームページ」

忌避剤『コニファー』と噴霧器

撒くと白く色づく

コニファーにより苗木が白く着色されます。

このコニファーは撒いた後白く残るので、しっかり撒いたかどうかが後々わかりやすい。

なので逆を言えば撒き忘れがあるかどうかよくわかるということです。(笑)

とみー
とみー

撒き忘れの確認ができるので、この点はありがたいです!

ウサギは杉の苗の根元を食べて、シカは成長点であるてっぺんの部分を食べるので、上から下まで15cc/本を目安に満遍なくかけます。

匂いに注意!服装はヤッケかカッパがおすすめ

この作業ではカッパあるいはヤッケを着ます。

なぜならこのコニファー、なかなか独特な匂いをしているのです(^^;)

ですので僕はコニファー専用ヤッケとして1着固定で使用し、収納は車の中が匂わないよう袋の封をしっかりと閉じます!

というより閉じ込めます!(笑)

そしてんな状態で約10Lの薬が入ってる噴霧器をかついで、急傾斜地のイバラの棘に隠れてる苗木を探してはピューっとかける。

正直、まあ暑いです。

という思いと並行して、『育てる』という行為を実感する作業でもあります。

年に2回撒くので、次は半年後。

とみー
とみー

ホント、ぜんぶ生き残ってくれ!

スポンサーリンク

やはり効果あり!前回の後を見れば守られていることが分かります。

コニファーを撒いた後の杉の苗木。半年前に撒いた跡がまだ白く残っており、食害から守られている。

コニファーは一度撒くとしばらくの間白い跡が残ります。

つまり半年前に撒いて、それから食害にあっていないということです。

効果はしっかりとあるようですね(^^♪

これからも成長した部分にまた新たに撒いてあげようと思います!

みんなしっかり育ってくれ!

現場からは以上です!

ありがとうございましたー(^^)/

とみー

コニファーのカタログはこちら>>「保土谷アグロテック株式会社 ホームページ」

コメント

タイトルとURLをコピーしました